極薄で曲面にもなじむハセガワフィニッシュシート
ハセガワから販売されているフィニッシュシート。
飛行機モデラーにとっては使いどころ満載のありがたいアイテムです。
現用機はラインや翼端灯などの細かい塗り分けがとても多いです。
特にラインはデカールだと貼りずらく、塗装の場合もマスキングに手間がかかります。
ハセガワフィニッシュシートなら、貼るだけできれいなラインが表現できます。
他にもいろいろ使えるハセガワフィニッシュシートはおすすめです。
ミサイルのラインなど、ライン系に特に便利
現用戦闘機ならば、ハセガワフィニッシュシートが一番活躍するのは「ミサイルのライン」です。
デザインナイフで細くカットして、ミサイルに巻きつけて貼ります。
面倒なマスキングは必要ありませんし、極薄なので厚みも気になりません。
貼り付け後につや消しクリアーを吹いて、塗装面とツヤを合わせればOKです。
その他、F-4ファントムやF-104などによく見られるエンジンのタービン位置を示す「赤ライン」にもデカール代わりに使えます。
ミサイルと同じく、デザインナイフで細くカットして貼りつけます。
テーパーがかかっていたりと、複雑な曲面の場合が多いので、少し引っ張りながら貼りつけます。
HUDやキャノピー前部へ塗装代わりに使えます
コクピットの「HUD(ヘッドアップディスプレイ)」のクリアーパーツにも使えます。
クリアーグリーンでの塗装でもOKですが、フィニッシュシートを使った方が手早くきれいな仕上がりです。
「偏光フィニッシュ グリーン~マゼンタ」が最適ですが、限定品のため入手が難しいので、私は「クリアーグリーンフィニッシュ」を使っています。
また、F-4ファントムなど、少し昔の戦闘機の「キャノピー前部のクリアーブルー」にも使えます。
塗装と違いマスキングの必要もなく、手早くきれいな仕上がりです。
キャノピーパーツの裏側から貼ります。
リアルな金属表現にも最適です
部分的なリアルな金属表現に最適です。
複雑すぎる形状の部分に貼るのは少し難しいですが、「塗装では難しい金属表現」がお手軽にできます。
機体にピンポイントで貼ったり、ランディングギアのショック部分などに使えます。
使い慣れたモデラーさんは、機体全体に貼りつけて無塗装機を作ったります。
表現したい素材に合わせて3種類が発売されています。
・ミラーフィニッシュ
・ジュラルミンフィニッシュ
・チタンフィニッシュ
F-104の機体後部に貼ろうとしましたが、きれいに貼れなかったので今回はあきらめました。
灯火類のリアルな表現にも
「翼端灯、編隊灯」などの灯火類にも使えます。
限定品で編隊灯用の「蓄光フィニッシュ(ブルー)」も発売されています。
塗装をした方が楽な場合もありますが、いろいろと使えます。
いずれもピンポイントでの使用なので、一度購入するとしばらく使えます。
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