便利にいろいろ使える!ハセガワのフィニッシュシート

ハセガワのフィニッシュシリーズは、曲面にもしっかり追従する極薄の模型用シートです。カットして貼るだけで、きれいな仕上がりが期待できます。飛行機プラモでも塗装代わりに便利に使えます。

目次

極薄で曲面にもなじむハセガワフィニッシュシート

ハセガワから販売されているフィニッシュシート。

飛行機モデラーにとっては使いどころ満載のありがたいアイテムです。

現用機はラインや翼端灯などの細かい塗り分けがとても多いです。

特にラインはデカールだと貼りずらく、塗装の場合もマスキングに手間がかかります。

ハセガワフィニッシュシートなら、貼るだけできれいなラインが表現できます。

他にもいろいろ使えるハセガワフィニッシュシートはおすすめです。

●ハセガワ フィニッシュシリーズ

ミサイルのラインなど、ライン系に特に便利

現用戦闘機ならば、ハセガワフィニッシュシートが一番活躍するのは「ミサイルのライン」です。

デザインナイフで細くカットして、ミサイルに巻きつけて貼ります。

面倒なマスキングは必要ありませんし、極薄なので厚みも気になりません。

貼り付け後につや消しクリアーを吹いて、塗装面とツヤを合わせればOKです。

その他、F-4ファントムやF-104などによく見られるエンジンのタービン位置を示す「赤ライン」にもデカール代わりに使えます。

ミサイルと同じく、デザインナイフで細くカットして貼りつけます。

テーパーがかかっていたりと、複雑な曲面の場合が多いので、少し引っ張りながら貼りつけます。

HUDやキャノピー前部へ塗装代わりに使えます

コクピットの「HUD(ヘッドアップディスプレイ)」のクリアーパーツにも使えます。

クリアーグリーンでの塗装でもOKですが、フィニッシュシートを使った方が手早くきれいな仕上がりです。

「偏光フィニッシュ グリーン~マゼンタ」が最適ですが、限定品のため入手が難しいので、私は「クリアーグリーンフィニッシュ」を使っています。

また、F-4ファントムなど、少し昔の戦闘機の「キャノピー前部のクリアーブルー」にも使えます。

塗装と違いマスキングの必要もなく、手早くきれいな仕上がりです。

キャノピーパーツの裏側から貼ります。

リアルな金属表現にも最適です

部分的なリアルな金属表現に最適です。

複雑すぎる形状の部分に貼るのは少し難しいですが、「塗装では難しい金属表現」がお手軽にできます。

機体にピンポイントで貼ったり、ランディングギアのショック部分などに使えます。

使い慣れたモデラーさんは、機体全体に貼りつけて無塗装機を作ったります。

表現したい素材に合わせて3種類が発売されています。

・ミラーフィニッシュ
・ジュラルミンフィニッシュ
・チタンフィニッシュ

富太郎

F-104の機体後部に貼ろうとしましたが、きれいに貼れなかったので今回はあきらめました。

灯火類のリアルな表現にも

翼端灯、編隊灯」などの灯火類にも使えます。

限定品で編隊灯用の「蓄光フィニッシュ(ブルー)」も発売されています。

塗装をした方が楽な場合もありますが、いろいろと使えます。

富太郎

いずれもピンポイントでの使用なので、一度購入するとしばらく使えます。

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