ファレホのモデルエアーで銀塗装
ファレホモデルエアーのシルバー系塗料でF-104に銀塗装をしてみます。
水性塗料のファレホは乾燥後に完全なツヤ消しになるのですが、シルバー系塗料の塗装の感じや仕上がり具合が気になります。
セオリー通りブラックを塗装してからとも思いましたが、ファレホは比較的隠蔽力が強いので、グレープライマーを吹いた上からシルバーを塗装していきます。
隠蔽力強めのファレホは、2回の塗装できれいに発色してくれました。

ホワイトやイエローなどはラッカー塗料と同じく隠蔽力弱めです。


●ファレホ公式
https://hobby.volks.co.jp/brand/vallejo/
●ボークスオンライン
https://hobby.ec.volks.co.jp/ext/vallejo/index.html
●ファレホカラーフレンドショップ
https://hobby.volks.co.jp/brand/vallejo/shop.html
ファレホエアーで用意したシルバー系塗料は4色です。
・シルバー
・アルミニュウム
・スチール
・クローム
ハセガワ1/48 F-104の3機に塗装して、各シルバーの色味の違いを見たいと思います。
各シルバーを機体ごとに分けて全体に塗装してみました。
・F-104G/シルバー
・F-104J/アルミニュウム
・TF-104G/スチール


各色に違いが出ると思ったのですが、全く色の違いが判りません。
角度を変えて光の反射具合を変えてみると、ほんの少し違うように見えますが、ほとんど区別がつきませんでした。



クロームも他のシルバー系と色味はほとんど変わりませんでした。どれも同じ感じのシルバーです。




●比較的お手軽、ちょっとだけそれっぽい銀塗装2(シルバー塗装)


パネルごとに色味の違うシルバーを塗装していきます
シルバー、アルミニュウム、スチール、クロームがほぼ同じ色味だったのは想定外でした。
ここからはクロームにガンメタやゴールド、ブラスを混ぜて調色しながら、パネルごとに色を塗り分けていきます。
適当に調色してちまちまとマスキングを繰り返しながら塗っていきます、基本的のこの繰り返しです。










ラッカー系塗料より塗面が弱いので、マスキングを繰り返す中でだんだん塗装面が荒れてきます。
面倒でもマスキングを剥がすときは静かに丁寧にが基本です。
機体全体にシルバーを塗装後に、水性ホビーカラーのクリアーでコートしておけばよかったかもしれません。


●比較的お手軽、ちょっとだけそれっぽい銀塗装(シルバー塗装)


さらに変化をつけるときは他の水性シルバーも
ファレホエアーのシルバーは全部ツヤ消しに仕上がります、色も若干白っぽい感じになります。
もう少し変化をつけたかったので、部分的に水性ホビーカラーの「スーパーファインシルバー」を使いました。



機体後部のエンジン付近のピカピカ部分に、「スーパーファインシルバー」を使っています。




モデルエアーのシルバー
今回モデルエアーのシルバーを使ってみました。
シルバー、アルミニュウム、スチール、クロームの4色ありますが、どれも同じ感じの色味なので実質1色のような感じです。
ナチュラルメタルや銀塗装の機体を塗装するときは、ガンメタなどを混色して色味の違うシルバー数種類作る必要があります。
基本的にラッカー系塗料のシルバーと同じように使えると思いますが、ラッカー塗料に比べて、塗面が弱く塗装の食いつきも弱いのでちょっと注意が必要です。
マスキング時に塗面にキズがつきやすいので、慎重に作業します。


クリアーコート
今回は光沢仕上げにするために、塗装後に水性ホビーカラーの光沢クリアーで塗装して研ぎ出ししました。
コントラストの違いが少ないとクリアー塗装後は同色のように見えてしまいます。
研ぎ出しでクリアーコートする場合は、パネルごとのシルバーのコントラストは大きく変えた方がいいかもしれません。




ファレホ/メタルカラー
ファレホには「メタルカラー」なるカテゴリーもあります。
存在を知りませんでしたので今回は使っていません。
メタルカラー専用下地塗装用の「グロスブラックプライマー」というのもあるようです。
合わせて使ってみたいと思います。
●ファレホ公式/メタルカラー
https://hobby.volks.co.jp/brand/vallejo/metalcolor.html



メタルカラーのカテゴリーがあることを知りませんでした。塗料のカテゴリーと色数が多くて、まだまだファレホを把握できていません。


スポンサーリンク
●Amazon
●タミヤ