比較的お手軽、ちょっとだけそれっぽい銀塗装2(シルバー塗装)

比較的お手軽で少しだけリアルに見えるシルバー塗装です。全体にシルバーを塗装した後に、各パネルごとに色味を変えたシルバーを塗装します。飛行機モデラー定番のシルバー塗装です。

目次

パネルごとに色味の違うシルバーを塗装、材質の違いを表現

「ハセガワ 1/72 P2V-7」を初期の無塗装シルバーっぽい感じで仕上げていきます。

塗装の手順

1.全体を黒で下塗り

2.全体にベースになるシルバーを塗装

3.各パネルごとにシルバーの色味を変えて塗装

マスキングをしたり、はがしたりの回数が多いので少し面倒ですが機体全体にシルバーを塗装してから変化をつけるので、全体の色のバランスがとてもわかりやすく、失敗が少ないのが利点です。

富太郎

シルバーは塗料の食いつきが弱いので、マスキング時に塗料がはがれないように注意しましょう。

飛行機プラモ定番の銀塗装

下地に黒を塗ってから、シルバーを塗装します。

その後マスキングしながら、パネルごとに色味を変えたシルバーを塗装して変化やメリハリをつけていきます。

ちょっとギラついた銀塗装に仕上がります。

シルバーの塗料はプラへの食いつきが弱いので、クリアーを少し混ぜて塗装します。

パネルごとの塗り分けをする際は、マスキングを多用します。

シルバーの剥がれ防止のためにも、クリアーを少量混ぜて塗装したほうがいいです。

または、マスキングテープの糊を弱くしておきます。

何かに貼ってはがすを2~3回すると弱まります。

富太郎

クリアーを混ぜすぎると、ギラつき感が少し落ちます。

黒で全体を下塗りします

黒で下塗りします。

ペーパーで傷を消してサーフェイサーを吹いた後に、全体にツヤあり黒を塗ります。

ツヤあり黒を塗るつもりでしたが、切らしていたので今回はツヤ消し黒を塗装しました。

富太郎

銀塗装は下地の色にかなり影響されます。黒の他にグレーなど自分の完成イメージに近いものを選ぶといいと思います。いろいろと試してみることをおすすめします。

銀塗装は表面の傷が比較的目立ちやすいので、下地処理はしっかりしましょう。

サーフェイサーは細かい1500がいいです。

全体にベースとなるシルバーを塗装します

完成後に黒になるアンチグレアやレーダー部分をマスキングしておきます。

一部グレー塗装部分があるので、先に塗装してマスキングしておきます。

ベースとなるシルバーを塗装します。

シルバーもいろいろと種類が発売されています。

私は定番の「Mr.カラー8番シルバー」を使うことが多いですが、今回は「Mr.カラースーパーシルバー」を使ってみます。

シルバーにクリアーを少し混ぜて、ベタ塗りで塗装していきます。

何回か塗装して全体にムラがなければOKとします。

パネルごとに色味の違うシルバーを塗装していきます

パネルごとに色味の違うシルバーを塗装していきます。

シルバーに黒や白を少し混ぜて濃淡の違うシルバーを作って塗装します。

他のシルバーを使ってもOKです。

富太郎

クロムシルバーやアルミ、チタンなど様々なシルバーの塗料が発売されていますので、いろいろと試してみるといいと思います。

この辺りの塗料のチョイスはお好みで。自分の完成イメージに近いものを選ぶといいと思います。いろいろと試してみることをおすすめします。

どのパネルに塗装していくかはお好みで。

私の場合は、全体のバランスを見ながら適当に……です。

塗装するパネルごとにマスキングを繰り返しながら塗っていきます。

パネルごとに塗装するときも、シルバーにクリアーを少し混ぜたほうが、はがれ防止になります。

銀塗装完成、こんな感じです

銀塗装が完成しました。

シルバーの色味の違いや発色の違いで、材質の違いなどを表現しています。

模型的フィクションですが、なんとなくリアルに見えます。

シルバーの塗装は、リベットを追加加工すると更にリアルな感じになります。

 
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