人にはオススメできない簡易塗装ブース
私はキッチンの換気扇を利用して塗装作業をしています。
人にはちょっとオススメできない塗装ブースですが、プラモデルを塗装するときの換気はとても大事ですのでご紹介します。
塗装には、ラッカー系塗料を使用している方が多いと思います。
シンナー臭と塗料の飛沫飛散防止のために、塗装ブースを使って塗装することをオススメします。
自身の健康のためにも、室内の汚れ防止のためにも、十分換気しながら塗装をしましょう。
プラモ専用の製作部屋なんて無理だとか、室内スペースの関係で塗装ブースの設置はできないなど、諸事情でなかなか難しい場合もあると思います。
キッチンの換気扇利用もご一考ください。

以前は筆塗りで作ってみたり、屋外で缶スプレーを使ってみたりしていました。


●コンパクトなコンプレッサー「タミヤ スプレーワーク コンプレッサー アドバンス」


●コンパクトなコンプレッサー「Mr.リニアコンプレッサーL5」


キッチンの換気扇を利用した簡易塗装ブース


換気扇の真下に段ボールを利用して、塗料の飛沫飛散防用の囲いを作りました。
自宅はオール電化なので、コンロはIHクッキングヒーターです。
ガスコンロと違って平なので塗装道具が置きやすいのが利点です。


キッチン用の大きな換気扇は吸い込みが抜群です。
問題は塗料の噴射する方向は正面なのに換気扇は上についているため、塗料の飛沫が段ボールの囲いに跳ね返ったり、段ボールの隙間から少しだけ漏れたりします。
缶スプレーはエアブラシより塗料の粒子が大きいので、この現象がより顕著になります。



常に立っての塗装作業になりますので結構疲れます。腰も痛くなってきますので、休憩をはさみながらの作業になります。他にも定期的な換気扇の掃除が重要になってきます。
●比較的簡単な退色感を出した機体の塗装方法(アメリカ海軍系ロービジグレー迷彩)


●比較的簡単な退色感を出した機体の塗装方法2(アメリカ海軍系/航空自衛隊)


このくらい汚れます
換気扇には汎用タイプのフィルターをつけています。
1機製作するごとに交換していますが、思っている以上に汚れます。
換気扇の清掃を楽にするためにも、フィルター装着は必須です。
1機完成すると写真のような感じに汚れます。



フィルターの白い部分も、実はホワイトの塗料だったりします。


スポンサーリンク
●Amazon
●タミヤ