とっても便利で塗装が楽!エアブラシ塗装の良いところ
私はエアブラシ塗装を始めてからまだ数年くらいです。
以前は主に缶スプレーを使って塗装していました。
缶スプレー塗装からエアブラシ塗装に移行して私が実感している良かったことです。

エアブラシ塗装の良いところは色々とあると思いますが、私個人が「特に良い!」と感じたことです。


ぼかし迷彩塗装が楽にできます
缶スプレーは塗料の粒子が大きく、塗料も濃いです。
上手にマスキングしても、ぼかしのある迷彩塗装は難しいです。
きれいにぼけてくれません。
3色迷彩などの多色迷彩になると、塗料の厚みも気になります。
パネルラインが埋まってしまうことも、しばしばありました。


エアブラシ塗装だと塗料を薄く、細く吹き付けることができるので迷彩のぼかしも比較的楽にできます。
退色表現の薄く色を重ねていくことも楽にできます。



もちろん単色のベタ塗り塗装も楽チンです。






調色した色も楽に塗装できます
エアブラシで塗装していると当たり前なのですが、自分で調色した色も楽に塗装できます。
缶スプレーでの塗装は、既成の色でしか塗装ができません。
飛行機プラモを製作していると、機体色に既成の塗料にはない色を塗装することが必ずでてきます。
この場合は缶スプレーでは対応することができずに、全面筆塗りで塗装作業していました。
筆塗りだとどうしても塗りムラができるので、乾燥後にペーパーがけでならしていました。
光沢仕上げでの製作が多い私には、筆ムラは大敵です。



エアブラシ塗装で筆ムラから解放されました。
最大の良いところ!塗料代が激減しました
以前は機体の塗装のたびに缶スプレーを購入していました。
当然ですが結構お金がかかります。
年間だとかなりの金額になります。
エアブラシの塗装ですと、ビンの塗料でOKです。
しかも塗料をかなり希釈して塗装するので、塗料代が激減しました。
個人的にはこれが最大の利点だと思います。
ちょっと残念、エアブラシ塗装の悪いところ
個人的に感じたちょっと残念なエアブラシ塗装の悪いところです。
でも、良いところのほうがはるかに上回ると思います。
製作環境によっては毎回お片付けが必要
これは私の場合ですが、専用の製作部屋や机がないので常に出してセッティングしておくことができません。
塗装のたびに保管しているエアブラシとコンプレッサーをセッティングして、塗装が終わると片付けて保管します。
これを塗装のたびに行います。少々面倒です。



片付けた直後に塗り忘れを発見すると、モチベーションが下がります。


必ず塗装ブースが必要です
エアブラシでの塗装には塗装ブースが必要になります。
エアブラシの塗料の粒子や臭いを屋外に逃がす環境が絶対に必要になります。
室内の汚れ防止と、健康のために必ず塗装ブースは準備しましょう。
私の場合はキッチンの換気扇を利用しています。
コンプレサーの振動を軽減するために、発泡スチロールにスポンジを貼って台にして使っています。




高額な初期投資が必要
エアブラシとコンプレッサーをまとめて購入する必要があります。
加えて塗装ブースを購入すると、かなり高額になります。
初期投資としては、ちょっと考えてしまいます。



やっぱり、高額の初期投資は躊躇しますね。
購入をためらう最大の理由は価格の高さです
エアブラシ+コンプレッサー+塗装ブース、まとめて購入するとかなり高額になります。
設備投資としては必要ですが、ちょっと躊躇する金額になります。
・エアブラシ(ハンドピース)… 約12,000円~14,000円くらい
・コンプレッサー … 約25,000円~35,000円くらい
・塗装ブース … 約10,000円くらい
でしょうか…。
やっぱり購入を躊躇する金額です。



模型仲間から買換え時などに、中古品を格安で譲ってくれるようなパターンが理想ですが…。
お手頃価格のエアブラシとコンプレッサー「メテオ」
私の使っているお手頃価格のエアブラシとコンプレッサーセット、エアテックスの「メテオ」は値段が安く、ガンガン使えて重宝しています。
1万円ちょっとで、コンプレッサーとエアブラシがセットで揃います。
この価格の安さは、初めてのエアブラシ塗装に最適だと思います。
コンプレッサーは小型ですが、私がよく製作する1/48戦闘機類でも問題なく全面塗装できます。
口径0.3mmのダブルアクションエアブラシが付属しているので、広い面積からそこそこの細吹きまで対応できます。


エアテックス「メテオ」の良いところ
何といっても価格が安い!
何といっても価格の安さです!1万円ちょっとでコンプレッサーとエアブラシがセットでそろいます。
この価格の安さは、とてもうれしい!高額の初期投資をためらう方にも朗報だと思います。
エアーの出力調節ボタンがとっても便利!
3段階でエアーの出力が変えられる機能があります。
この機能はとても便利です。
機体全体などの塗装時にはエアーの出力を高くし、細吹きなどの塗装にはエアーの出力を低くするということを、ボタンひとつでできます。



私はこの機能をよく使います。
コンプレッサー本体がエアブラシホルダーになる
コンプレッサー本体がエアブラシのスタンドも兼ねています。
新たにエアブラシホルダーを購入する必要もありません。
地味ですが使ってわかる便利さです。



これ、とても便利です。


0.3mmダブルアクションエアブラシ付属
オールマイティーな0.3mm口径のダブルアクションエアブラシが付属しますので、すぐにエアブラシ塗装ができます。
これもありがたいです。
小型でコンパクト、収納・保管に便利
コンプレッサー本体が小型でコンパクトです。
私のように塗装のたびに毎回お片付けをする製作環境の人には適していると思います。


エアテックス「メテオ」のちょっと悪いところ
連続使用時間が短い
これは仕方ないと思いますが、連続して使用できる時間が短いです。
残念ながら、箱も説明書も捨ててしまったのでスペックが分かりません。
30分だったと思いますが、記憶が曖昧です。
コンプレッサー本体とホースの接続部分がプラ製
コンプレッサー本体と、エアブラシのホースの接続がプラスチック製です。
プラスチックの突起部分に、ホースを差し込む仕様になっています。
この突起部分を折ってしまうと、修理不能で使えなくなると思います。


付属のエアブラシがちょっと難ありかも
付属のエアブラシは何の問題なく使えるのですが、ちょっと作りが荒いかもしれません。
クレオスさんやタミヤ
お金に余裕ができたら買い替え
初めてのエアブラシ塗装にはエアテックスさんの「メテオ」は最適だと思います。
エアブラシが使える製作環境の方は、ぜひ使っていただきたいと思います。
エアブラシ1本で表現の幅が広がります。
その後、お金に余裕ができてからエアブラシを買い替えたり、コンプレッサーを買い替えたりしていくと良いと思います。





付属のエアブラシの調子が悪くなったので、クレオスさんのエアブラシに交換しています。
現在はクレオスさんのエアブラシに、ほこりや水分を取り除くタミヤ
いずれコンプレッサーも買い替えようと考えていまが、こちらはまだ先になりそうです。


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