自作ディスプレイスタンド!構造がシンプルで製作も楽チン!
スタンドは機体内部の「受け」にあたるサヤ部分に差し込むタイプです。
プラ板で「サヤ」を作って機体内部に固定します。
そこへ別に作ったスタンドを差し込むだけのシンプルなものです。
スタンドは後部のジェットノズルへ差し込みます。


●良い点
スタンドが差し込み式なので差込口の寸法を同じにすればスタンドは使いまわせます。
●悪い点
後方排気のジェット機にしかこの方法が使えません。

●デスクトップモデル!飛行状態で製作してみませんか【まとめ】

意外と簡単!自作ディスプレイスタンドの製作手順
スタンド製作で用意するもの

・アルミの平棒
・ステンレスの板
・強力な両面テープ
・のこぎり
・塩化ビニールのパイプ(塩ビパイプ)
アルミの平棒
アルミの平棒はホームセンターで売っています。
ステンレス製のもありますが、硬いのできれいなカーブに曲げるのが難しいです。アルミ製のほうが柔らかく、きれいに曲げられます。
ステンレスの板
ステンレスの板もホームセンターで売っています。
販売しているホームセンターによってサイズが若干違います。
材質もアルミ製や銅製、真鍮製などあります。
台座になるので、ある程度の重量が必要です。
ステンレス製が重量もあり、お値段もお手頃です。
銅製や真鍮製は重量もあり、古くなってくるとアンティークっぽくなってかっこいいのですが、価格が高めです。
予算に余裕のある方は銅製や真鍮製を使うのも面白いと思います。
アルミ製はスタンド部分の平棒と材質が同じなので違和感なく使えますが、重量が軽めなので大きめの機体(F-4やF-14など)には不向きです。
アルミ板を2枚重ねにするか、厚みのあるものを使うと良いと思います。
強力な両面テープ
両面テープはスタンド部分の平棒と台座部分のステンレス板の接着に使います。
業務用で屋外でも使える強力なタイプを選ぶと間違いないです。(住友3Mなど)
ステンレス板に何かコーティングされているようで、瞬間接着剤が効きませんでした。
のこぎり(金属が切れる糸ノコ)
のこぎりはアルミの平棒の切断に使います。
安い糸ノコでも、アルミが切断できればOKです。
塩ビパイプ
塩ビパイプはアルミの平棒をきれいに曲げるためのガイドとして使います。
私は直径15㎝~20㎝のものを使っています。
ホームセンターで幅20~30㎝にカットしたものが売られています。
製作手順
①アルミの平棒を塩ビパイプをガイドにして曲げる

アルミに平棒を塩ビパイプをガイドにして曲げます。
きれいなカーブになるようにゆっくりと曲げていきます。
曲がり具合や角度などはお好みで。
②ちょうどいいと思う長さでアルミの平棒をカットする

ちょうどいい長さで切断します。
糸のこを使って切断します。
最初に切断してから曲げることもできますが、短いとやりにくいです。
切り口は荒れているので、ペーパーでならします。
③加工したアルミの平棒をステンレス板に両面テープで接着する

曲げたアルミ平棒とステンレスの板を強力な両面テープでがっちりと貼り付けます。
しっかり固定されるまでしばらく放置します。
④完成です


これで完成です。簡単です!ぜひお試しください。


機体内部のスタンド受け(サヤ)部分も簡単に製作!
機体内部に入れるスタンドの受け部分(サヤ部分)はプラバンで筒を作ります。
これだけです。あとは内部に接着すればOKです。



サヤ部分も製作は簡単です!見えない部分なので、きれいに作る必要もありません。






スタンドをちょっとアレンジ、更にカッコよくディスプレイ


完成したスタンドをアレンジしても面白いです。
プラモに差し込むスタンド部分をペンチでねじると機体がロールしているように見えて動きが表現できます。
角度を変えると急上昇しているように見えます。
台座部分に塗装やステッカーなどをつけると一気に見栄えが良くなります。
ぜひ、いろいろと楽しんでみてください。


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