パネルごとに色味の違うシルバーを塗装、材質の違いを表現
1.全体をツヤあり黒で下塗り
2.全体にベースになるシルバーを塗装
3.各パネルごとにシルバーの色味を変えて塗装
マスキングを繰り返す回数が多いので少し面倒ですが、全体にシルバーを塗装してから変化をつけるので色のバランスがわかりやすく、失敗が少ないのが利点です。
シルバーは塗料の食いつきが弱いので、マスキング時に塗料がはがれないように注意しましょう。
飛行機プラモ定番の銀塗装
シルバーは下地の影響を受けやすいので、サーフェーサーを吹いてひけやキズを事前になくしておきます。
下地にツヤあり黒を塗ってから、シルバーを塗装します。
その後マスキングしながら、パネルごとに色味を変えたシルバーを塗装して変化やメリハリをつけていきます。
パネルごとの塗り分けをする際は、マスキングを多用します。
シルバーの剥がれ防止のためにも、クリアーを少量混ぜて塗装したほうがいいです。
クリアーを混ぜすぎると、ギラつき感が少し落ちます。シルバー塗装後に薄くクリアーを塗装してもいいと思います。
マスキングテープの糊も弱くしておくと安全です。
何かに貼ってはがすを2~3回繰り返すと弱まります。
●ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン:海上自衛隊 初期無塗装
●ハセガワ 1/48 F-86F-40 セイバー: 航空自衛隊 4thWing 5thSQ
ツヤあり黒で全体を下塗りします
ペーパーで傷を消してサーフェイサーを吹いた後に、全体にツヤあり黒を塗ります。
銀塗装は下地の色にかなり影響されます。黒の他にグレーなど自分の完成イメージに近いものを選ぶといいと思います。いろいろと試してみることをおすすめします。
銀塗装は表面の傷が比較的目立ちやすいので、下地処理はしっかりしましょう。
サーフェイサーは細かい1500がいいです。
●比較的お手軽、ちょっとだけそれっぽい銀塗装(シルバー塗装)
全体にベースとなるシルバーを塗装します
シルバー以外の部分は先に塗装してマスキングしておきます。
ベースとなるシルバーを塗装します。
シルバーもいろいろと種類が発売されています。
私は定番の「Mr.カラー8番シルバー」を使うことが多いですが、今回は「Mr.カラー159番スーパーシルバー」を使ってみます。
シルバーにクリアーを少し混ぜて、ベタ塗りで塗装していきます。
何回か塗装して全体にムラがなければOKとします。
パネルごとに色味の違うシルバーを塗装していきます
マスキングを繰り返しながらパネルごとに色味の違うシルバーを塗装していきます。
シルバーに黒鉄色や焼鉄色を少し混ぜて、シルバーの色味を変えて塗装するのが一般的です。
他のシルバーを使ってもOKです。
クロムシルバーやアルミ、チタンなど様々なシルバーの塗料が発売されていますので、いろいろと試してみるといいと思います。
この辺りの塗料のチョイスはお好みで。自分の完成イメージに近いものを選ぶといいと思います。いろいろと試してみることをおすすめします。
●間延びして見える単色塗装にフィクションで変化をつける(アメリカ海軍系ハイビジとか)
銀塗装が完了しました
銀塗装が完成しました。
シルバーの色味の違いや発色の違いで、材質の違いなどを表現しています。
シルバーの塗装は、リベットを追加加工すると更にリアルな感じになります。
この後はシルバー以外の細かい部分を塗装していきます。
●ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン: 海上空自衛隊 初期バージョン[製作]
●ハセガワ 1/48 F-86F-40 セイバー: 航空自衛隊[製作]
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