ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン: 海上空自衛隊 初期バージョン[製作]

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ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン: 海上空自衛隊 初期バージョン

ハセガワの1/72のP2V-7 ネプチューン海上自衛隊の旧塗装仕様です。

かなり古めのキットをHMEのフリーマーケットで購入しました。(HME:北海道モデラーズエキシビジョン)

1,000円という超お買い得価格につられて、つい買ってしまいました。

模型の展示会では物欲が暴走しがちなので要注意です。

飛行状態に加工してデスクトップモデル仕様にしたいと思います。

●ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン:海上自衛隊 初期無塗装

組み立て前の下準備

仮組でパーツの合いをチェック、完成後のサイズを確認

まずは仮組してみました。合いもまあまあ良く、プロポーションもいいと思います。

古いキットなので胴体や主翼にゆがみがありますが、無理やり接着すればイケそうです。

ここで問題なのは、スタンドをどこにさすかです。

ジェット戦闘機と違って後部に大きいジェットノズルがありません。

胴体のおなかあたりににスタンドをさせるように加工しようと思います。

スジ彫り加工をして凹モールドに変更します

凸モールドを凹モールドにスジ彫りに加工します。

細かいモールドが少ないので、比較的楽に行けそうです。

カルコ」を使って凸モールドをガイドにして彫っていきます。

ハセガワさんのプラは少し固めですね。

富太郎

局面のきつい部分はガイドテープを使ったほうが彫りやすいです。小さな角丸四角の部分などは、テンプレートを使うと楽に彫れます。

彫り終わった部分はペーパーをかけて慣らします。

はみ出した部分はパテや瞬間接着剤で埋めて修正します。

これの繰り返しで、機体前面にスジ彫りをしていきます。

●凸モールドをスジ彫り加工!パネルラインをくっきりさせて、よりカッコ良く!

スタンドを差し込むサヤ部分の加工をします

胴体をカットした部分にプラバンで作ったサヤを埋め込んでみます。

細かい調整は胴体を接着後にしますが、パテを多用することになりそうです。

●ディスプレイスタンドの受け(サヤ)部分の作り方2

組立て・製作

コクピット製作と胴体の接着

コクピットを製作して胴体を接着しました。

とても古いプラモなので、パーツにかなり歪みがあります。

機体内部の窓周辺は黒とグレーで塗装しておきます。

富太郎

実は、窓のクリアパーツ忘れて胴体を接着しました。すぐに気がついて、セーフでした。

流し込み接着剤で、矯正しながら接着していきます。

合わない部分はパテパテ作戦です。

スタンド差し込み部分は、瞬間接着剤でがっちり埋めます。

富太郎

瞬間接着剤の量が多かったみたいです。クリアーパーツが内側から曇ってしまいました。仕方ないので黒で塗りつぶしです。

パテ盛 →ペーパーがけ → サフ吹き→チェック

矯正しながら接着しても、当然ぴったり合わずに合わせ目や段差ができます。

大きな隙間は瞬間接着剤で埋めて、他はポリパテとラッカーパテで埋めていきます。

その後ペーパーがけとサフ吹きをして、段差や傷をチェックします。

きれいな下地ができるまで、この作業を繰り返します。

キャノピー部分も大きく段差ができるので、同じくパテ盛とペーパーがけでならしていきます。

段差がなくなったらコクピットのクリアパーツは、ペーパーとコンパウンドで、透明にしておきます。

その後、マスキングをして塗装に備えます。

これで機体と主翼の主要パーツが大体整いました。

スケールアヴィエーション7月号の特集を参考に製作を進めます。

リベット加工をしてみました

製作中のP2V-7は、海上自衛隊最初期の無塗装シルバーでの完成を目指しています。

リベットを打つと何となくナチュラルメタル感がでるので、リベットルーラーを使って、適当にリベット加工をしました。

富太郎

リベットルーラーを使うと簡単にできると思っていましたが、思いのほか難しいです。練習が必要です。

●持っていると便利!リベットルーラー

塗装

シルバー塗装に備えて黒で下塗り

機体は初期型のシルバー(無塗装)で塗装していきたいと思います。

無塗装の少しギラついたシルバーにしたかったので、黒で全体を下塗りします。

全体を黒で塗装した後、アンチグレア部分など黒になる部分をマスキングしてライトグレー部分を塗装します。

塗装が終わったら、ライトグレー部分もマスキングして全体をシルバーに塗装します。

機体全体にシルバーを塗装

鈍くギラついたシルバーにしたかったのですが、少しグレーっぽくなってしまいました。

下塗りにする「つやあり黒」を切らしていて、「つや消し黒」で塗装したせいでしょうか。

うまく発色せず、残念な感じになってしまいました。

塗りムラもそこそこあります。

富太郎

今回は、Mr.カラー「スーパーシルバー」を使いました。

塗りなおす根性もないのでこのまま進めます。

最終的にウエザリングを施す予定なので、仕上がりには影響がないと思います。(そう思いたいです)

パネルごとにシルバーを塗り分け

ベースのシルバーを塗装したので、パネルごとに色味の違うシルバーを塗装していきます。

マスキングを繰り返しながら、適当に別色のシルバーを塗装していきます。

ベースにのシルバーに黒や白を混ぜて色味を変えるのもアリです。

同じシルバーでもかなり色調が違いました、また失敗ですね。

余り考えず適当にやるとこうなります。

ウエザリングでごまかすしかなさそうです。

●比較的お手軽、ちょっとだけそれっぽい銀塗装2(シルバー塗装)

●比較的お手軽、ちょっとだけそれっぽい銀塗装(シルバー塗装)

ウエザリングとデカール貼り

全体に軽くウェザリングをしましたが、塗装の失敗はごまかせずあきらめてデカールを貼りました。

かなり古くなったデカールですが、メインになる日の丸などは問題なく使用できました。

ラインのデカールはバラバラになったので、使用せずです。

回転風プロペラ

先に製作した「SP-5B」と同じように透明プラバンで、回転している風のプロペラを作成して取り付けます。

今回はグラデーションの塗装が失敗です。

せすが、透明プラ板ストック切れでそのまま使用します。

●透明プラバンで回転している風プロペラを作る

完成

アンテナなどの小物を取り付けて完成です。

アンテナ内部には真鍮線を仕込んでいます。

●プロペラ機によくあるアンテナ線を張ってみました

機体の成型などに苦労した割には、残念な仕上がりになってしまいました。

失敗は次回に生かすことにして、とりあえず完成とします。

●ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン:海上自衛隊 初期無塗装

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