透明プラバンで回転している風プロペラを作る

プロペラ機を飛行状態での製作する場合に悩むのがプロペラです。モーターを入れて回転させる方法もありますが、お手軽な透明プラバンを利用してみます。

目次

プロペラを回したいのですが…

私は飛行状態で作るのが好きです。

プロペラ機も飛行状態で製作しますが、そこで悩むのがプロペラをどうするかです。

モーターを入れてプロペラを回す方法が一般的で、当然リアルに仕上がります。

エンジン部分に収まる小型のモーターも販売されているようなので1/48スケールなら楽にエンジンに収納できそうです。

しかし、モーターで回転させるには問題があります。

・私は電気系、配線系にめっぽう弱い。
・展示会で長時間モーターでプロペラを回しての展示は、発熱の問題で怖い。

そこで、これまた一般的な透明プラバンを使ってお手軽に「回転している風プロペラ」を製作していきます。

透明プラバンを円形にカットします

使用する透明プラバンはの「0.4mm厚」を使います。

富太郎

最初はなるべく薄く作りたかったので0.2mmを使いましたが、ペラペラで強度がなく、すぐに曲がってしまいました。

サークルカッターを使ってプロペラの直径に合わせて切り抜きます。

一気にカットしないで、何回もカッターを回転させて切り抜きます。

透明プラバンは通常の白いプラバンより硬いので、無理な力が加わるとひびが入ってしまいます。

カットした断面がなるべくきれいになるように気をつけます。

プロペラの羽っぽくなるようにカットします

円形のままでもいいですが、そのままではちょっと寂しいのでプロペラの羽っぽく見えるように放射線状(扇形)にカットします。

富太郎

カットラインは、下書きをしておいた方が楽にカットできます。下書きは、後でコンパウンドで簡単に消せます。

カットができたら、プロペラ軸が通せるようにセンター部分に、ピンバイスで穴を開けます。

カットした部分は白くなってしましますので、ペーパーとコンパウンドで、なるべく透明になるように処理します。

●プロペラ機によくあるアンテナ線を張ってみました

本当は漫画の絵のような感じにしたかったのですが…

本当は漫画表現のような感じにしたかったのですが…。

細かいカットがなかなか難しく、きれいにカットできませんでした。

回転しているように見えるような塗装

先ほど放射線状にカットした部分に、プロペラが回転しているように見えるような塗装をしていきます。

中心から端に向かって薄くなるように、グラデーションをかけながらプロペラの色で塗装します。

この時、塗料はつや消しにします。

塗装の上手な方ならもっと自然な感じに塗装できると思います。

私の場合は塗装技術がイマイチなので、イマイチな仕上がりです。

取りあえずはこれで良しとします。

工作と塗装の上手な方なら、もっとリアルな感じに見えると思います。

●ハセガワ 1/72 SP-5B マリーン:フランス海軍仕様[製作]

●ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン: 海上空自衛隊 初期バージョン[製作]

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