リベット打ちが楽になるリベットルーラー
私の持っているのは「SBSモデルのリベットルーラー1/48用」です。
1/72、1/48、1/32用とスケールに合わせて3種類のサイズが発売されています。
円形刃の形状が丸くなっていて、丸いリベットが再現出来ます。
いろいろなメーカーさんからリベットルーラー、リベットツールなどの名称で販売されています。
刃の形状も丸形と四角形のものがあります。
老眼の私には、小さくて全然見えていませんが。
リベット打ちにはガイドテープが必須です
ローラーを転がすだけで、リベット表現が可能なリベットルーラーですがやはりガイドは必須です。
フリーハンドはかなり難しく、すぐに曲がってしまいます。
リベット打ちのゴール地点には、リベットルーラーが行き過ぎないようにストッパー的にもガイドテープを貼っておくと安心です。
ガイドテープは、スジ彫りに使うガイドテープを使うと良いです。
●ハセガワ 1/72 P2V-7 ネプチューン: 海上空自衛隊 初期バージョン[製作]
脱線とオーバーランに注意しながらリベット加工
1.リベット加工をする部分にガイドテープを貼ります。
リベットのスタート地点とゴール地点にも、オーバーラン防止用のガイドテープを貼っておくと安心です。
2.ガイドテープに沿ってリベットルーラーを転がします。
3.ガイドテープをはがして完成、これの繰り返しです。
失敗した場合のリカバリー
ガイドテープを使って慎重にリベットルーラーを使っても、失敗することはあります。
失敗した場合は、溶きパテで埋めてしまいます。
乾燥後にペーパーで慣らしてから、再度リベットルーラーを転がします。
溶きパテの方がサラサラしていて、リベットの小さい穴に入ってくれます。
リベットに強弱をつけると雰囲気が出ます
リベットルーラーは等間隔できれいにリベット加工ができますが、少し単調になりがちです。
1/32などの大きいスールの場合は、リベットに強弱をつけるとそれっぽい雰囲気が出ます。
今回リベット加工をしたのは「1/32 F-104」ですが、リベットルーラーは1/48用なので少し小さいです。
強調したい部分のリベットはカルコを使って大きめのリベット加工をしています。
大きめのリベットはカルコでグリグリするだけですが、プラの薄い部分は貫通してしまうので要注意です。
クレオスMr.ホビーから「Mr.リベットマーキング」なる便利なツールが発売されています。
0.25φ、0.45φ、0.60φの3種類の径のリベットが打てます。
頻繁にリベット加工をする方は、リベットルーラーとともに持っていると便利だと思います。
リベット加工がおわってから、Mr.リベットマーキングの存在を知りました。
簡単!楽チン!というわけにはいきませんでしたが
超簡単にリベット加工というわけにはいきませんが、1個ずつリベットを打つよりはずっと楽にリベットが打てます。
力の入れ具合や、機体曲面への刃の転がし方など多少の慣れが必要です。
ガイドテープに沿って脱線しないように転がすのと、オーバーランで不要な部分にまでリベットを入れてしまうことに注意です。
リベット加工をよくする方には便利なツールだと思います。
慣れればフルリベット加工も手早くできると思います。
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