タミヤ 1/48 F-4BファントムII［製作その3：機体の製作］

機体を組み立てていきます。パーツの合いの良さはさすがのタミヤですが、少しだけ目立つ合わせ目もあったりします。繊細なモールドを潰さないように、なるべく溶きパテで対応していきます。

インテーク内部とエンジンの塗装

コクピットもできて、スタンド内部のサヤ部分の目途もついたので、機体を組み立てていきます。

インテーク内部とエンジン、スタンドのサヤなどは組み立て前に塗装を済ませます。

完成後はあまり見えない部分なので、合わせ目消しはしていません。

塗装も多少のムラは気にしません。

胴体のインテーク付近も接着後は塗装しずらいので、塗装しておきます。

ジェットノズル付近も一応塗装しておきます。

胴体と主翼の接着

左右の胴体を接着します。

スタンドのサヤを仮組通りに先に接着します。

同様にコクピットも接着します。

コクピットは挟み込むだけでなく、しっかり位置決めができるように固定されるので作りやすいです。

ハセガワの厚めで硬めのプラに慣れているせいか、タミヤの薄く柔らかめのプラだと力を入れると割ってしまいそうで少し不安です。

流し込み接着剤で少しずつ接着していきます。

胴体の接着が終わったら、主翼を接着します。

飛行状態での製作のため、脚カバーは閉じていますが脚内部のパーツは補強のため取り付けます。

インテークの接着

インテークも接着します。

パーツ分割部分がパネルライン部分になると思うので、上面がピッタリ合うように接着します。

さすがに下面は隙間ができますが、溶きパテを流し込んでふき取る作業を繰り返して隙間を目立たなくします。

その他の機体パーツも接着

レドームなどの他のパーツも組み立てていきます。

水平尾翼は接着するとマスキングと塗装がやりにくいので、塗装後に接着することにします。

パーツの合いもピッタリなので、問題ないと思います。

合わせ目の処理は溶きパテで

さすがのタミヤでも合わせ目やちょっとした隙間はできます。

なるべく溶きパテを使い、通常のパテの使用は控えます。

繊細なモールドをどうしても潰したくないので、溶きパテを流し込んでふき取る作業を繰り返して隙間を目立たなくします。

それでも消せない合わせ目は、濃い目の溶きパテで対応します。

ペーパーがけの時は周囲をマスキングしてモールドを守ります。

軽くサーフェイサーを塗装

消した合わせ目や、接着剤のはみ出しチェックのためにサーフェイサーを塗装します。

モールドを潰さないように、薄く軽めにエアブラシで塗装します。

コクピットやインテーク、エンジン内部は先にマスキングしておきます。

合わせ目けしが不完全な部分は修正して、塗装に備えます。

キャノピーのパーティングライン消し

キャノピーには成型時のパーティングラインがあります。

ペーパーがけとコンパウンドで消してしまいます。

ペーパーは4000番、8000番、10000番をかけて、最後にタミヤコンパウンドの仕上げ目で磨きます。

パイロットを乗せてキャノピーを閉じます

コクピットにシートを入れてパイロットを着座させます。

この時に後席の計器盤を組み入れます。

キャノピー前部のクリアブルー部分は「ハセガワのフィニッシュシート」を裏から貼っています。

●便利にいろいろ使える！ハセガワのフィニッシュシート

キャノピーを接着する際に、接着剤が思いっきりキャノピーに付いてしまいました。

大失敗ですが、ペーパーとコンパウンドで磨いてなんとかリカバリーです。

キャノピーのマスキング

キャノピーを接着後にマスキングします。

マスキングシートが付属していますが、カットされていないので自分でカットして使います。

失敗した部分は普通にマスキングテープを使っています。

●細切りマスキングテープを使ってのキャノピーマスキング

塗装準備OK

ドロップタンクは凸モールドなので、スジ彫りで対応します。

これで大体の組み立て工程が終わりました。

合いの良いパーツに繊細でシャープなモールドでさすがタミヤです。

ハセガワのパーツの少ないファントムに慣れた身としては、少々きつかったですが形になるといい感じですね。

ここからメインの塗装に移ります。

●凸モールドをスジ彫り加工！パネルラインをくっきりさせて、よりカッコ良く！

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