ハセガワ 1/48 F-4B/N ファントムII:USMC VMFA-531 CAG[製作]

目次

ハセガワ 1/48 F-4B/N ファントムII:USMC VMFA-531

●タミヤ 1/48 F-4BファントムII[製作その1:下準備]

模型仲間の友人から譲ってもらった、かなり昔の古~いプラモデルキットです。

パッケージをご覧いただくとわかるように、もう何十年も前のものです。

説明書も黄ばんで、デカールは完全に劣化して使い物にはなりません。

いっしょに譲ってもらった「FURBALLデカール」で製作していこうと思います。

マーキングはド派手な「VF-11 Red Rippers」で決定です。

富太郎

後に気が変わって「USMC VMFA-531 CAG機」に変更します。

●ハセガワ 1/48 F-4J ファントムII:U.S.MARINES VMFA312

●ハセガワ 1/48 F-4N ファントムII:U.S.MARINES VMFA531

●きれいな発色と豊富なマーキング!別売りデカールを使って飛行機プラモ製作

製作前の下準備

ざっくり仮組、しっかりスジ彫り

仮組をして合いの確認をしておきますが、過去に何度か作っているので細かいところは気にせずに、スジ彫り作業にかかります。

このスジ彫りにかなりの時間を費やされると思いますが、時間を見つけて彫っていきます。

メインギアの脚扉は、先に瞬間接着剤で接着してしまいます。

●凸モールドをスジ彫り加工!パネルラインをくっきりさせて、よりカッコ良く

私の場合は、「カルコ」とクレオスさんの「Mr.ライチンゼル用替刃0.2mm」を使って彫っていきます。

ガンプラモデラーの方に人気の「スジボリ堂さんのBMCタガネ」を使っている方も多いです。少々高価ですが人気です。

メインパーツのスジ彫りがほぼ終わりました。

失敗した部分やキズなどの見分けがつかないので、一度サーフェイサーを塗装して確認してみます。

また、パーツにまたがるパネルラインにズレがないかも確認します。

ペーパーをかけて仕上げていきます

ペーパーをかけてスジ彫りを仕上げていきます。

スジ彫りを失敗した「はみだし」は、パテや瞬間接着剤で埋めて修正します。

脚カバー接着時の段差も、パテで埋めたり、ペーパーで削ったりとなるべく「ツライチ」になるように仕上げていきます。

タンクやパイロンに真鍮線を埋め込み

事前にタンクやパイロン、尾翼にピンバイスで穴をあけて真鍮線を埋め込んでおきます。

接合部の強度アップと、塗装時に真鍮線に持ち手が付けられて便利です。

主翼には裏にプラ板を貼って厚みを稼ぎます。

ピンバイスとドリルはタミヤさんのを使っています。

各メーカーさんからいろいろと発売されていますので自分で使いやすいものを選ぶといいと思います。

組立て・製作

コクピットとパイロットの製作・塗装

パイロットは筆塗りで塗装し、タミヤの墨入れブラックでウォッシングします。

ウォッシング後につや消しクリアーを全体に塗装しています。

ヘルメットの模様は適当に塗装しました。

足はうまく収まらないのでカットしています。

●飛行状態での製作はコクピットにパイロットを搭乗させましょう!

コクピットは機体内部色をエアブラシで塗装後に、計器盤の黒部分を筆塗りで塗装しました。

計器盤のデカールは付属していませんので、ライトグレーでドライブラシをしてメーターを浮き上がらせます。

ボタン類をポスカでチョンチョンと塗装してから、タミヤ墨入れブラックウォッシングしています。

最後につや消しクリアーで塗装します。

機体パーツのコクピット部分も同じように塗装します。

スタンドの受け(サヤ)を胴体内部にセット

機体を接着する前に、スタンドの受けをプラバンで作って内部に接着します。

ジェットノズルを一部カットして、仮組しながら合わせます。

●ディスプレイスタンドの受け(サヤ)部分の作り方

機体と主翼の接着

コクピットを挟んで機体を接着、主翼も接着します。

垂直尾翼のアンテナは真鍮線に交換しておきます。

富太郎

アンテナはリアルの再現はせずに、真鍮線を差しただけです。

パーツが歪んでいるので、流し込み接着剤を使って無理やり合わせながら接着していきます。

あちこちに隙間ができるので、後でパテで埋めます。

隙間をパテ埋め

パーツの合わせ目に隙間が多くできます。

ひとつずつパテを使って埋めていきます。

合わせて表面のキズも消していきます。

ひけも多くありますので、こちらも消しておきます。

インテークの内部について

ハセガワ1/48ファントムはインテーク内部に段差ができます。

完成後も良く見える部分ですので、気になる方は主翼下側のパーツのインテーク下部分をパテやプラ板で埋めた方がいいと思います。

インテーク内部のパーツも裏側の肉抜き部分が、完成後も見えてしまいます。

こちらもパテやプラ板で埋めた方がいいと思います。

私の場合は、ちょっと面倒なのでつや消し黒を塗って目立たなくするくらいにしています。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 531-10.jpg

インテークの取付

インテークパーツを接着します。

ハセガワ1/48ファントムの最大の難関は、このインテークパーツの合わなさだと思います。

豪快に隙間や段差ができます。

瞬間硬化パテとペーパーで地道に平滑にしていきます。

キャノピーをマスキングして接着

パイロットを乗せて、キャノピーを接着します。

キャノピーのマスキングは専用のマスキングシートを使いました。

ハセガワ1/48のキャノピーは、分割タイプとワンピースタイプでそれぞれ2タイプあるらしく、それぞれに合わせたものがセットになっています。

楽してきれいにマスキングができ、時短にもなるキャノピーのマスキングシートはおすすめです。

Hasegawa 1/48 PT6 PT7 PT8 PT9 PT11 F-4 ファントム2キャノピーマスキング

TAMIYA 1/48 傑作機121 F-4 ファントム2 キャノピーマスキング

機体の塗装

サーフェイサーを吹いて塗装準備

既に塗装の終わったインテーク内部をマスキングして、サーフェイサーを吹きます。

キズのチェックをして塗装準備OKです。

ここで予定変更

VF-11のマーキングで製作の予定ですすめてきましたが、ここで予定を変更してVMFA-531のCAG機のマーキングで完成を目指します。

以前作ったデカールの余りを発見したので、先に使ってしまいます。

富太郎

F-4B/Nのキットはたくさんストックがあるので、VF-11での製作はまたの機会に。

機体色を塗装します

機体色の「Mr.カラー315グレー」をエアブラシで塗装します。

VMFA-531のカラーリングは上面、下面もグレーなので楽なのですが、ウエザリングなしだとどうしても間延びして見えます。

部分的に明度を上げた機体色を塗装して、ちょっとだけメリハリをつけます。

●間延びして見える単色塗装にフィクションで変化をつける

細部を塗り分けていきます

マスキングを繰り返しながら、細部を塗り分けていきます。

☆タミヤ1/48 F-4Bファントムが気になりだしてしばし保留中です。

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